なっ、なんだ?

日経です。

 

大学入試センター試験に代わり、2020年度に導入予定の「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」について、文部科学省は複数回実施を見送る方向で検討を始めた。「一発勝負の弊害を改める」ことが狙いの複数回実施は改革の柱だが、新テストの記述式とマークシート式を異なる時期に行うため、日程上、困難と判断したもようだ。

 

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 新テストは現行のセンター試験と同じマークシート式に加えて記述式を別日程で導入する。文科省は記述式の採点期間を10~40日程度とする案を検討しているとみられ、マークシート式をセンター試験と同じ1月中旬に行うとすると、記述式は12月中旬から1月上旬ごろになるとみられる。

 ただ、1回の実施に1カ月程度かかることが想定される新テストを複数回実施するには、時期をさらに前倒しする必要があり、高校3年の授業や学校行事などに大きな影響を与えることは避けられない。このため文科省は20年度の新テスト導入後、しばらくは複数回実施を見送り、トラブルの有無など状況を見極めながら複数回の可能性を探ることにした。

 新テストの制度設計を議論する文科省の高大接続システム改革会議(座長、安西祐一郎日本学術振興会理事長)は今後、複数回実施の見送りを含めた新テストの具体案を詰め、3月末までに「最終まとめ」を発表する予定だ。

 

元の木阿弥いう言葉のおさらいになりました。