日経です。
大手予備校の河合塾は2018年をメドに、JR横浜駅西口に新校舎を開設する。最新鋭の教育設備を整えるほか、寮も併設する。少子化の進展を背景に、予備校の経営環境は厳しさを増している。文部科学省が検討を進めている大学入試改革に適合した教育サービスを提供できる体制を構築し、受験生の取り込みにつなげる方針だ。
新校舎の敷地(約2900平方メートル)はすでにNTTデータから取得し、16年4月に着工する予定だ。建物は地上9階建てで、延べ床面積は約1万2100平方メートル。塾生向け寮(70室)も完備する。投資額は明らかにしていない。
河合塾は現在、横浜駅西口で横浜校と塾生向けの横浜大志寮(定員63人)を運営している。既存の校舎や寮の取り扱いについては今後検討する。
文科省は現行の大学入試センター試験に代わる「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」について出題形式や採点方法などの検討を進めている。新テストは年に複数回実施する予定で、コンピューターを使って解答する形式なども視野に入れている。
河合塾は大学入試改革の方向性を慎重に見極めた上で、新校舎の教室数や各種設備、カリキュラムや講師陣などの指導体制を検討していく。
少子化の進展により、予備校による生徒の奪い合いは激化する一方だ。神奈川県内では代々木ゼミナール横浜校(横浜市)が15年度から、新規受講生の募集を停止している。
代ゼミショックの後、元気なのは河合です。
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