日経です。
通信教育大手の増進会出版社(静岡県長泉町)は、子会社化する栄光ホールディングスの学習塾の一部で予習とディスカッションを重視した「反転学習」を導入する。通信講座「Z会」の教材を使い、基礎知識を家庭で事前に習得。栄光の教室ではディスカッションなどを通じて理解を深める。今後、学校教育の現場でこうした授業形態が拡大することを見込み、対応できるようにする。
通常、公立の小中高校では、新しい知識を授業で教え、宿題など自宅での復習で知識の定着を狙う教育が一般的。これに対し「反転学習」は自宅で予習をし、授業で知識の活用力などを磨く手法で、専門家などからは生徒の意欲を引き出し、学習効果が高いとの指摘がある。
増進会の藤井孝昭社長は「増進会の通信講座と栄光の教室を融合させたい」とし、その一環として予習教材としてのZ会、栄光の対面指導力を組み合わせた反転学習に取り組む。
増進会は7月末までに栄光をTOB(株式公開買い付け)により子会社化し、栄光は上場廃止になる見通し。
指導者の確保に業界は動くのでしょうか。
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