
この2ヵ月大学入試改革についての本を見ている中で、最も印象的だった本です。その理由は
①タイトルが本の内容を表していない
②2012年時点の記述だが、現在の大学改革に示唆的で、古くない。
③Amazonの評価が真っ二つに割れているが、悪い評価は筆者の学歴を非難しているだけで、高学歴な人間が如何に自分の学歴だけに固執しているかを示していて笑えた。(見ると笑えます。)
私が印象的なのは、筆者が今後の日本がアジアの中で生き残る必要性を説き、日本の大学がアジアの大学に遅れをとってしまうかもしれないことに警鐘を鳴らしている点にあります。
しかし、注意していただきたいのは大学=文系大学、文系学部を指していて、理系についての言説ではない点です。
今回の教育改革はやはり文系改革なのです。
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