教育改革についてー2018年問題 大学側から見た教育改革

2018年問題こそが、大学側から見た喫緊の最重要課題です。

 

2018年問題の説明はこちらをご覧下さい。

 

2031年には大学進学者が10万人分減少し、1000人規模の大学が100校潰れる

計算となります。私立大学は廃校となり国公立大学の中にFランク大学が生まれる可能性があります。

 

国内から生徒の調達ができなかったら、海外から集めるしかありません。特に人口が増加している中国や東南アジア諸国の学生獲得が急務です。大学のグローバル化が一気に進みます。

 

◎国際バカロレア(IB)入試の導入は留学生向けでもあります。

◎留学生に対応した英語での授業も当然必要です。

◎世界的な大学ランキングを上げる努力も必要です。

 

スーパーグローバル大学のような上位のエリート大学は世界の大学と伍してエリート留学生の獲得合戦の準備をしなくてはいけません。

 

一方中堅大学は語学(英語・日本語)留学生の獲得が必要なため、ここでも英語ででの授業(サービス)が必要となる可能性があります。この層の留学生を獲得できなければ、大学存亡の危機がすぐにやってきます。残りは、日本人学生に魅力的なサービスを提供できるかどうかです。


2020年の大学入試改革は2018年問題に汲々としている大学の生き残り策とも合致した政策となっています。