教育改革についてーソフトランディングとしてのTEAP採用

大学入試改革ですでに過熱気味となっている、英語の外部検定利用についてTOEFLが有力なのは間違いないですが、ここでTEAPの可能性について考えて見たいと思います。


TEAPについてはご存じであることを前提にお話しさせていただきます。


以前掲載させていただいた、これをご覧下さい。


さらに、ここの見本問題を参照下さい。



TEAP採用のメリットは以下にまとめられると思います。

①国産である。

②日本人の高校3年生をターゲットに作成されているので、トピックスなどがやや身近。

③TOEFLよりやさしい。

④すでに、私立大学で利用されはじめている。


逆にデメリットを列挙します。

①文科省や政府、国立大学が関与していない。

②CBT化されていないので、大量の受験者を処理できるか。


今のところ思いつくのは、以上の点です。

デメリットを考えると、CBT対応ができていないことも大きな点ですが、

それよりも文科省のメンツがTEAP採用の最大障害のような気がします。


しかし、見本問題をご覧いただければ了解していただけるように、現場の高校の先生がギリギリ許せるレベルです。いきなりTOEFLではなく、TEAPの選択肢はなかなか絶妙のような気がしてきました。