教育改革について(17)ー再びリベラルアーツ論

このところ東洋経済の記事が多いのですが

以下が今回の出典です。

 

http://toyokeizai.net/articles/-/13697

 

http://toyokeizai.net/articles/-/13769

 

リベラルアーツがよくまとまっていると思います。

 

実利だけを求めるイメージのアメリカが大学教育に関しては

エリート予備軍に対してリベラルアーツ教育を重視している

点は重要です。

 

戦後日本の新制大学が2年間の教養課程を設けていたのは

アメリカの影響です。

 

大学院までの教育を前提にしなければ、リベラルアーツ教育

の充実は中途半端になってしまいます。日本でのその後の

展開が実証してしまいました。

 

今、リベラルアーツ教育を日本で行うための条件は以下の点だと

思います。

 

①少人数のゼミナールを専攻の学問以外で行う。

②その前段階として高校でゼミナールを開始する。

 

この2点を充足させるために、スタッフの充実とゼミに参加する

ためのスキルを教える必要があります。

 

文系学部の生き残りは古くから非難されている、マスプロ授業を

映像に明け渡し、face to faceで少数教育を行うことです。

 

塾で実現している場所があります。

 

リベラルアーツの授業(ゼミ)を始めたい衝動にかられます。