教育改革について(13)ー授業の原型 伊那小教育

ケーブルTVで話題の映画「海街ダイアリー」の監督である

是枝裕和氏の昔のドキュメンタリー作品を見ました。

 

これです

 

学生時代に見たことのある作品でした。かすかに伊那小教育のことについて

聞いたことを思い出しました。

 

総合学習で1年間のテーマに沿って学習し、教科ごとのカリキュラムを組まず、

教科書も使わず、チャイムもない。通知表もない学校です。

 

公立小学校でこのことが行われていることに驚きました。さすが「信濃教育」

だと思いました。

 

ネットで調べると、この教育は現在も続けられているようです。

 

公立小学校ですから、転勤などで先生もかわります。

どうしてこの特異な教育が続けられたのか、奇跡です。

 

いまでも公開授業で全国から2000人以上の人が集まるのは驚きです。

 

ゆとり教育時代の「総合的学習の時間」が設定される20年以上前から

この教育が行われていたことで、その先駆けとして注目されたのでしょうが

私は、30年間その全貌を知りませんでした。

 

実際にこの教育を受けた生徒さんがどうなったのかが、学力論争となって

いるようですが。肯定的な意見と否定的な意見があり、実際には不明です。

(このブログのコメントの部分に実際の伊那小OB、OGの書き込みがあります。)

 

何れにせよ、「総合的な学習」によって授業を成立させる試みは、今回の

教育改革の理想とする授業の原型となっているように思えました。

 

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    Marsha Maffei (水曜日, 01 2月 2017 21:28)


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  • #2

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