指導例
Uさんの場合
県立高校3年のUさんは保育士を目指して、オープンキャンパスで訪問した私立大学の自己推薦入試を受験するため7月に入塾しました。Uさんの場合、志望理由書と集団面接の時に行われる課題(『近くの保育園を調べその特徴をまとめる』)の発表についての準備を一から始めました。対象とする保育園を探し、調査依頼に行き、保育の体験をしながらレポートを完成させ、カラープリンターでプレゼン資料を作成するまでを全てフォローしました。
Kさんの場合
県立高校3年のKさんは英語教師を目指して国立大学の国際学部を志望していました。生徒会活動が終わった10月に入塾し、校内推薦が通ってから志望理由書の作成にとりかかりました。同時に小論文や集団面接に必要な社会科学に関しての基礎知識を吸収するため、参考文献を指定して読んでもらったり、社会科学の概論について講義しました。また、集団面接に対応するため、想定されるテーマに関する論文を読み、模擬ディスカッションを行いました。集団面接も工夫次第で練習が可能です。
I 君の場合
私立高校に通うI君は私立大学経営学部のAO入試に合格するため、『地域の商店街の活性化についての』調査を独力で行い、その後、塾で小論文指導を受けるため、9月に入塾しました。小論文対策、志望理由書の指導と並行して、I君の努力を最大限に利用するため、面接の時に調査のプレゼンテーションが行えるように、PowerPointによるプレゼン資料(配布資料)の作成とプレゼン報告の指導も行いました。I君の勝因は必ずしも大学側から求められていなかったプレゼンを行うことで、「やる気」を見せたことにありました。